久高島に来られる方へ
島で守って頂きたいことがあります
久高島に興味・関心をお持ち頂き、誠にありがとうございます。
久高島にお越しになる際には、ぜひこちらのルールやお願いごとをしっかりとお読みください。
ご理解・ご納得頂いた方を心から歓迎致します。
島では子どもから大人まで、人に会ったらまず笑顔であいさつをします。私たちはみなさんとあいさつをしたいと思っています。ほら、おばぁとにっこりあいさつをすると、心も軽くやさしい気持ちになりますよ。
島には先祖から受け継いできた大切な文化と、それを支えてきた多くの決まり事があります。島の決まり事にふれた際には、ぜひその意味も考えてみて下さい。きっと私たちの文化をより深く知って頂けるでしょう。
島のガイドツアー(アマミキヨ浪漫の会 久高支部)では、島の文化や風習も知ることができ大変おすすめです。
御嶽(うたき)や拝所(うがんじゅ)は、私たちが大切に護ってきた心の拠り所です。通年立ち入れないフボー御嶽のほかにも、時期によっては禁じている場所もあります。詳しくは以下のマップをご確認ください。
島の動植物をはじめ海浜の石や砂、サンゴのかけらなどの全ての自然物は、久高島の大切な財産です。決して持ち帰らないでください。
無断で畑や敷地内に入らないでください。集落内を水着姿や上半身裸で歩かず、露出は控えてください。海水浴の際には、上に羽織るものをご用意ください。
ヤシガニは環境省が絶滅危惧種(絶滅危惧II類)に指定している希少生物です。久高島ではヤシガニを食べる文化はありませんが、島外からの捕獲者によってその数を減らしています。ヤシガニも久高島の大切な資源です。決して獲らないでください。
これらのルールを知る機会が無かったり、うっかりしている方もいらっしゃるかもしれません。そのような方にはみなさんからも、久高島のルールを伝えてもらえないでしょうか。私たちと一緒に心地よい久高島をつくりましょう。
自転車はスピードを出さずにゆっくりと走行して下さい。
舗装されていない道もたくさんあります。特に集落内は道も細く、見通しが効かない場所も多く大変危険です。
港のすぐ北にあるメーギ浜では海水浴が可能です。他の全ての海浜は信仰対象であり、泳ぐことはできません。
なお、メーギ浜は沖縄県条例による「海水浴場」ではありません(監視員やクラゲ防止ネットなどはありません)。全て自己責任となることをご承知ください。
沖縄県漁業調整規則を遵守し必要な分だけ釣り、海の恵みとして感謝の気持ちを持って頂いてください。
ゴミは必ず持ち帰って下さい。